モンキー・D・ルフィの受難(ONE PIECE)

作:竜鬚虎

「やあ、こんにちは。」
ここは海軍第10支部基地の一室。広い部屋の中には一人の若い女将校と、両手足を鎖で縛られた少年の姿があった。少年の名はモンキー・D・ルフィ。数日前、この基地の海軍に捕まった三千万ベリーの賞金がかけられた海賊だ。
「なあ、おれ腹が減っちまったよ~。なんか飯くれよ~~。」
鎖で動きを封じらながらも、ルフィはまるで緊張感がない声で食べ物を求める声を上げる。
「バカ言ってるんじゃないわよ。もうすぐあんたはここで死ぬんだから食い物なんかやっても仕方がないだろう。」
女将校は冷たい言葉でルフィの求めを断る。
「私の名はヒバリ、海軍第10支部中佐よ。ここの支部長の命令であんたを処分しに来たんだ。」
「処分?」
「まあね。本当はあんたはこれから裁判にかけられて処罰が決められるんだけど、ここの支部長はそういうのはめんどくさいから、この基地でさっさと仕事を終わらせようと、あたしにあんたの処罰を任せてきたわけよ。」
そう言ってヒバリはルフィを足で押し倒した。
ドゴッ!!
ヒバリはルフィの腹を強く踏みつけた。だが・・。
「効いてないようね。」
「そりゃそうだよ。だって俺ゴムだもん。」
実はルフィは魔性の木の実といわれる悪魔の実シリーズの一つ「ゴムゴムの実」を食べたゴム人間で、外部からの打撃はいっさい通じないのだ。
「仕方がないね~。それじゃあこうするか。」
ヒバリはナイフを手に持ってルフィのズボンを切り裂いていく。そしてあらわになったルフィの股間の突起部分を引っ張り上げた。
「あはは、おもしろいわね。あんたおちんちんも伸びるんだ。」
「なにんすだよ。この変態女。」
「へえ~、そういうこと言っていいのかな。」
ズバッ
「ぎゃああああああああああああああーーーーー!!!!」
ヒバリは手に持ったナイフで長く伸びたルフィの肉棒を切り取ったのだ。
「あああ・・ああ・・・。」
「さあて次はどこを切ろうかな?」
「ヒッ!!や、やめろーーー。」
ルフィは必死にその場から逃げようとするが、ルフィを縛り付けてある鎖は海楼石という悪魔の実の能力者の力を封じる特殊な石で作られており、どんなにふんばってもその場から動けるわけはないのだ。
「よしここにしよう。」
ヒバリは今度はルフィの右手の五本の指をまとめて引っ張りあげた。
「ただ切るだけじゃつまんないね。」
ヒバリはどこから出したのかわからないが、五本の長い針を取り出してルフィの30センチぐらい伸びた指の真ん中辺りに一本ずつ突き刺していく。
ドス!ドス!ドス!
「が!!ぐあああああ!!!」
針が1本突き刺されていくたび、ルフィの絶叫がひびきわたる。
「さあて、これで完了だね。次は左手を刺すとするか。」
「・・な・にしてんだよ。殺すんなら・さっさと・・やりゃあいいだろ。」
「ただ殺しただけじゃつまんないじゃないか。私はあんたみたいな男の子が苦しむ姿を見るのが大好きなのさ。」
左手の指もさっきと同じように一本ずつ針が突き刺されていく。ルフィの悲鳴がさらに部屋全体にひびきわたった。
「そんじゃ仕上げといくか。」
ドス!!!
「があ!!!」
ヒバリはナイフでルフィの腹部を突き刺して、少しずつナイフを動かしてルフィの腹の肉を切り裂いていく。
メリメリメリメリ!!
「があああ!!あああああ!!!」
ルフィの腹は十字に切り裂かれて、大量の血が流れ出てくる様子をヒバリは実に楽しげに見つめていた。ヒバリはルフィの血がたっぷりついた自分の人差し指を舌でなめる。
「うふふ、美味だこと。」
なんとも冷たく恐ろしげな笑みをうかべる。
「ようし!開けるよ!」
ヒバリはルフィの腹の皮を開けて、内蔵を露出させた。
「ああ・・・・。ああああ・・。」
「うわあ!あんたの身体って本当におもしろいわね。腸も伸びるんだ。」
小腸をつかみあげたヒバリはまるでゴムのおもちゃのように、それをもてあそぶ。
「さて、そろそろ終わらせるとするか。あまり長いと怒られるんでね。」
ヒバリは腰にさした剣を抜いて、切っ先をルフィに向ける。
「まず最初に足ね。」
剣を振り下ろし、ルフィの右足を切り落とす。
「かっはっ!!」
「あんたを捕らえたという証明が必要らしいから、顔だけは傷つけるなと言われてるけど、でもそれ以外のところならどうしたっていいはずよね。」
「うああああ・・・。ああ・・。」
その後、ルフィの身体はぐちゃぐちゃの肉味噌になるまで切り刻まれ、生首は海軍基地前にある町の広場にさらされた。海賊王を目指す少年の無惨な最後だった。
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