拷問を行う際の注意点。
- 犠牲者を必要以上に傷付けない
これは、拷問を行う目的はあくまでも相手から何らかの自白を引き出すためだからです。
その目的を忘れ、単純に苦痛を与えることだけを目的にした責めはあまり好ましくありません。
対象者を殺すことなく、それでいて大きな苦痛を与える……それが最良の拷問だと言えます。
- 必ず、終了後は治療を行う
1に関連しますが、相手から自白を得られる前に殺してしまっては元も子もありません。
拷問が終了したあとは必ず対象者に治療を施し、死なないようにする必要があります。
同時に、どこまでやったら死ぬのかを見極めるだけの眼力も拷問人には要求されます。
客観的に判断する自信がないのなら、医師などの専門家を同席させ、助言をさせるようにすると良いでしょう。
- 相手に希望を与えない
例え期限があるとしても、対象者にそれを伝えてはいけません。いつまで耐えれば解放される(例えそれが、
死によるものだとしても)のかを知らせてしまえば、相手はそれまで耐え抜こうと頑張るものです。
同様の理由で、拷問の最中に苛立った様子を見せたり焦ったりするのもやめるべきです。相手にこちらのことを理解させず、
自分が無力であることを思い知らせるためにも平静を保ち、淡々と拷問を進めるようにします。
相手に精神的な余裕を与えず、常に追い詰められた状況に置いておくことが肝心です。
- 相手に感情移入しない
対象者に対して何らかの感情を持つことは、拷問に悪影響を与えます。一番いいのは、
相手を人間だと思わず、物だと思うことでしょう。そこまで出来なくても、相手に対しての同情、憐憫、
尊敬などの余計な感情を抱くことがないように注意するべきです。
そのためにも、必要以上の会話をかわすことは避けた方が無難でしょう。これは同時に、
先にあげた相手に希望を与えないという目的のためにも有効です。
- 趣味を持ち込まない
拷問を行うのはあくまでも自白を得るための手段だと割り切り、そこに自分の趣味を持ち込むことはやめましょう。
相手が苦しむ姿を見たいためにわざと手心を加えるなどと言うのは論外です。
また、相手の受けたダメージを冷静に見極め、あとどれくらい耐えられるかを判断するという点からも、
拷問の際に趣味を持ち込むのは好ましくありません。
- 精神的に揺さぶりをかける
直接苦痛を与えるだけが拷問ではありません。これから拷問に使う道具を見せ、どのようにして使うのか、
どのような苦痛をもたらすかなどを丁寧に説明することで対象者に恐怖を与え、
苦痛に立ち向かう気力を削ぎ取るのも有効な手段です。
他の人間が拷問を受けている所を見学させることが出来るのならば、そうした方が良いでしょう。
- 可能であれば、落とし役を別に用意する
優しい言葉をかけるなど、対象者が心を許すような行動をとれる人間を落とし役として用意しておくと、
自白を得るのが容易になります。同じように拷問を受けている(あるいは以前受けた)人間がベストですが、
それができない場合でもできるだけ相手を懐柔するための人間は用意しておきたいところです。