第1景


 巨大な、水族館の大水槽のような巨大な水槽を前に、全裸で腰の回りに申し訳程度に
獣の毛皮のようなものを纏っている一人の若者が立っている。それにしてもその男は美
しかった。体格といい容姿といい、ギリシャ彫刻のアドニスの彫像さえ彷彿とさせる美
しさだ。しかしその美しさの中にはどこか邪悪なものを、その美しさで獲物を誘き寄せ
ては自らの肥やしにする食虫植物にも似た禍々しさを感じさせずにはおかない何物かを
有していた。そしてその目は野獣のようにぎらついている。彼こそは大曾根竜次、帝都
東京の地下に悪の大暗室を構築し、今も刻々とその領土を拡張しつつある悪の権化、や
がては悪の渦巻で東京中を恐怖の坩堝と化さしむる大曾根竜次その人だった。そしてそ
の男の完璧ともいえる美しさをわずかに損なっていると言えるものが有るとすれば、左
肩に巻かれた白い包帯だったが、彼はもうそれを気にもせず水槽を注視している。彼の
前でこれからその傷を負わせた者への懲罰が行われるのだ。
 その瞬間、水槽の中に何か巨大な魚のような物が放り込まれる。魚ではではない。そ
れは洋装の、絵のように美しい一人の少女だった。気品のある美しい容貌、大きく澄ん
だ瞳、ばら色の美しいほほ、まさに絵のようなとしか著しようのない美しい少女が後ろ
手に縛られたまま、頭の方から水槽の中に放り込まれたのだ。水中に逆さに沈められた
少女は、鼻や口に流れ込む水に、その可愛いらしい顔をゆがめ、死物狂いで苦悶する。
後ろ手に縛られた体が狂った様にのた打ち、悶え、捩れ、しなやかな両足が無残に水中
を蹴り、長い艶やかな髪が、鼻や口に流れ込む水の恐怖と苦痛に無残に歪む可憐な顔の
周囲で藻のように漂う。さらにスカートの裾が水中でめくれ上がり、白い透き通るよう
な太腿までも剥き出しになり、初々しさの中にも裸とは違ったエロチックさを醸しだす。
必死で喘ぐように開け閉めする、その度に無数の気泡が水中を立ち上がる美しい唇は竜
次に助けを求めているのか、罵っているのか。水中の美少女は一層激しく身を捩り、の
た打ち回り、一層凄惨で魅力的な踊りを踊り続け、その若者、大曾根竜次のの目はいよ
いよ残忍に輝いてくる。
 やっと体制を立て直した美少女は床を蹴って水面から顔をだすが、後ろ手に縛られて
いるため、次の瞬間には彼女の美しい顔は再び水中に没し、彼女は水中でスカートが捲
れ上がって下着までさらしながらもそれを恥ずかしがる余裕もなく、水槽の中で狂った
ように、のた打ち回って苦悶しなければならない。そして竜次はこの美少女の演じる惨
めで残酷な、しかしこの上なく甘美で刺激的な水中バレーを心から楽しんでいる。哀れ
な美少女は何度も水槽の床をけって顔を水面にだし、何とか溺れることだけは免れてい
るが、それはただ彼女の責め苦を徒に長引かせるだけに過ぎない。そして十分余りの後、
この美少女はぐったりとなり、溺れたように仰向けに水面に浮かび上がってしまう。

 その少女は竜次の前に大の字に吊るされていた。そこは岩盤が剥き出しの畳にすれば
三十畳はありそうな穴倉で、そこは様々な恐ろしげな拷問具が整然と並び美しい生け贄
を待っているようだ。灯が全て油を利用した篝火なのもその部屋の印象を一層恐ろしく、
おぞましいものにしている。そう、そこは拷問窟だった。その拷問窟のほぼ中央で、そ
の美少女は大の字に吊るされ無座に震えていた。彼女の両腕は左右に広げて一本の鉄棒
に縛られて爪先が30センチほど浮く状態で宙に吊られ、両足首も同じような鉄棒に大
きく広げて縛りつけられている。先程の水責めを受けた直後なのだろう。ベージュのワ
ンピースはべっとり肌に張りつき、しなやかで容貌に劣らず美しい体の線を露にしてい
る。水中でのた打つ彼女も美しかったが、こうしてみるとその少女はさらに美しかった。
その物思わしげな風情、如何にも気丈でやさしげな容貌、遙かかなたを思いやるような
眼差し、その可憐な少女が濡れ鼠で大の字に吊るされて項垂れて喘いでいるその様はあ
たかも一幅の無惨絵のようだ。
 「ふふっ、真弓さん、これでも僕の物になりませんか。」やがて竜次はそんな少女の
顎を指で摘み挙げていう。そう彼女は星野真弓だった。大曾根竜次の仇敵、有明友乃助
の恋人にして、竜次が大暗室拡張の資金として強奪した伊賀屋の埋蔵金の正当な継承者、
星野真弓だった。竜次は手下を使ってまんまと辻堂の家から真弓を誘拐したものの、我
が物にしようとして逆のこの可憐な少女に短刀で刺され、そのため竜次は真弓を『陥穽
と振り子』にかけるが、彼女の機知により見事に逃れていた。そしてそのことが竜次の
怒りに火を注いだことはいうまでもない。
 「あの友乃助の奴はこの僕が谷底に叩き落としてやったのですよ。真弓さん、あの愛
しい友乃助はもうこの世にはいないのです。しかし僕の言うことさえきけば、あなたは
この地底王国の女王にだってなれるのです。さあ、どうします。」「いやです…誰が…
誰があなたになんか。」しかし真弓はその指を振り払うと正面からこの憎い男を睨み付
けながら、気丈な声で言い放つ。「なら仕方がない。今度は少し泣き叫んで貰いますよ。」
しかし竜次はその反応を期待していたのかもしれない。彼は楽しそうに言うと、細かい
棘をびっしり埋め込んである鞭を手にとる。「ああ…ああっ…何…何をなさるの…。」
いくら気丈に見えてもまだ十九の小娘なのだ。それだけで真弓は脅えきった表情をする。
しかし無力な美少女のその無残な姿は、かえってこの悪魔を興奮させるだけでしかない。
竜次はまずその棘鞭を大きく振りかぶるとそんな真弓の胸元を浴びせる。「ヒィエエー
エッ…ああう…ヒャアアーアッ…お願い許して…痛いーっ。」大の字に吊るされている
真弓は、派手な音を立てて鞭が肌に食い込み、棘が皮膚をかきむしる激痛に無残にのた
打ち悲痛な声で絶叫する。もちろん彼女が身にまとうベージュのワンピースは下着ごと
無惨に裂け、白い素肌をさらけ出す。
 「ああっ…ヒイイイィーイッ…痛いーっ…助けてください…誰か助けて…。」真弓は
無惨に悶え泣くが、しかし棘鞭はそんな真弓の胸に、腹に、尻に、背中にと連続して浴
びせられ、大の字に吊るされ、避けようのないしなやかな体を滅多打ちに打ちのめす。
そしてその度に哀れな少女は回転しながらのたうちまわって苦悶し、絶叫が鞭が肌に炸
裂する鋭い音とともに拷問窟の空気を震わせる。同時に鞭はワンピースを下着ごと引き
裂き、まだ十九歳の娘の白く滑らかな肌を剥き出しにし、かき毟り、鮮血を滴らせてい
く。「キャアアアーアッ…うああ…ウヒャアアーアッ…痛いーっ…痛いーっ、ウギャア
アアーアッ…ヒイイィーイッ…お願い許して…キイイィーイッ…お願いです…お願い助
けてぇーっ。」衣服を確実に毟り取られさらに無残な姿にされながら、真弓は大の字吊
りのまま悲痛な絶叫と哀願を繰り返す。もう彼女に自分の品位を守るという気力など微
塵も残ってはいない。ただ惨めに泣き叫び、のた打ち回るばかりだ。そして竜次はその
無残な姿に目をぎらつかせ、一層力を込めて棘鞭を振るい続ける。
 「痛いーっ…ああっ…ああ…痛いわ…助けて、ウアアーアッ…お願い許して…誰か助
けて…。」十分後、真弓は可哀想に、がっくりとうなだれて息も絶え絶えといった風情
で喘いでいた。もちろんもう彼女の着衣はほとんど吹き飛ばされ、わずかに首の周囲と
両腕にへばり付くように布の断片が辛うじて纏わり付いているだけだ。もちろん美しい
乳房も、可憐な臀丘も、最も秘すべき処も余す処無く竜次の目前にさらけ出されていた。
その均整の取れた体はまさにギリシャのビーナス像そのままだが、ただしそのビーナス
の肌は胸から腿にかけて無数の鞭の条痕に覆われ、したたる鮮血に塗れ、美しい竜次の
顔は興奮にいよいよ悪魔地味てくる。

 しかしこれは竜次にとってまだ小手調べでしかない。そんな真弓の前に、六人の、真
弓ほどではないにしろ十分に美しい娘たちが連行されてくる。彼女たちはしかし一様に
震え戦き、恐怖に蒼白になっている。「おい、お前たち、ここで僕に逆らったらどうな
るか、良く覚えておけ。」竜次は新たにさらってきた娘たちに、この生意気な真弓への
拷問を手伝わせ、見せつけ、恐怖を植え付けて彼の奴隷とするつもりなのだ。「可哀想
に真弓さん、こんなになって。余り可哀想だからこの薬を塗ってやれ。」竜次はうなだ
れて泣きじゃくる真弓をあごの先でしゃくりながら、娘たちに冷たく命じる。もちろん
彼女たちに抗う気力などあろう訳がない。彼女たちは手渡された瓶から銀色の軟膏をす
くい取ると、それを無防備そのものの真弓の肌にたっぷりと塗りたくりすり込み始める。
「キャアアーアッ…いやです…いやぁっ…ヒイイイィーイッ…ああっ…助けて、ヒイイ
ィーイッ…ああっ…そこ…そこはいやぁーっ。」同じ女の指とは言え、真弓はまだ処女
なのだ。無数の指が全身を無遠慮に、恥ずかしい処は特に執拗に這い回り薬を擦り込ま
れる羞恥と惨めさ、おぞましさに、真弓は一層惨めに泣き悶え哀願する。「ふふ、乳房
や恥ずかしい処は特に念入りに塗ってやれ。」しかし娘逹は竜次に命じられるまま、そ
の軟膏を既に傷まみれになった美少女の全身に満遍なく、もちろん鞭に腫れ上がった乳
房や花芯や肛門は特に念入りに、ぬらぬらてかるほど擦り込んでしまう。
 この薬は止血や消毒効果もある極めて優秀な傷薬だが、塗られた処に凄まじい痒みを
引き起こすうえ、肌を異常に敏感にする残酷な副作用を持っているのだ。 そんな薬を
全身にたっぷり塗られた真弓はしばらくうなだれてすすり泣いていたが、竜次が期待に
満ちた目で見詰める中、やがて全身悪寒の走るような痒さに切なそうに身悶え始める。
「ああっ…ああ…何を…何をしたの、ううっ…お願いいや…いやです…痒いわ…。」や
がて真弓は全身の肌の上を何百という芋虫が這い回り、さらには無数の傷からじわじわ
肌の内側に潜り込んでくるような凄まじいおぞましさ、痒さにのた打ち、耐えかねたよ
うな声で哀願し始める。やがてすぐにその痒さは想像を絶するものになり、それと激痛
が渾然となり、哀れな美少女をどうしようもないほど脳乱させる。苦痛による責めもも
ちろん恐ろしいが、どうしようもない痒さとそれに伴う羞恥と屈辱による責め苦は、初
々しい処女の真弓には地獄そのものの責め苦だった。特に薬を念入りに塗られた花芯や
乳房の痒さは、両手さえ自由なら、恥も外聞もなく掻き毟ったに違いない。しかもそれ
は刻々凄まじさを増す。「ああっ…何をしたの…痒いわ…ヒイイィーイッ…ああ…ヒイ
イィーイッ…痒いのよ…助けてぇーっ、うああ…ううっ…お願い気が狂いそう…どうし
たら良いの…どうにか…ククッ…どうにかしてぇーっ。」真弓は大の字に吊られた体を
切なそうに捩らせて身悶え、一層惨めに泣きわめく。
 しかし竜次は続いて娘逹に筆や羽根ペンなどを配る。「このお嬢さん、『どうにかし
て』だってさ。皆でどうにかしてやれ。」竜次が言っても、同じ囚われの少女を責める
ことには抵抗があるのか、娘たちはさすがに戸惑っている。しかし一人が意を決したよ
うに進み出て、手にした羽根の房を真弓の内腿に這わせる。「ヒャアアアーアッ…ああ
っ…やめて…ヒイイィーイッ…お願いやめてぇーっ。」真弓はそれだけで全身を仰け反
らせて惨めに泣き狂う。しかしそれをきっかけに、無数の筆や羽根ペンが想像を絶する
痒さに苛まれるそんな真弓の体に一斉に襲いかかる。何本もの筆先が花芯や乳首をなぶ
り、羽根房が脇の下や内腿などを擽る。敏感な処を、それも凄まじい痒さに苛まれる肌
を擽られるのだからたまらない。もちろん最も敏感な花芯や肛門は、一度にいくつもの
筆や羽根がひしめきあうようにいたぶられる。「ヒャアアアーアッ…ああっ…助けてく
ださい…やめて…アハハ…苦しい…ヒイイィーイッ…イヒヒ…お願いやめてぇーっ、そ
こはだめ…キイイィーイッ…ふふっ…気が狂う…助けて…お願い助けて…。」気の狂い
そうな擽ったさ、おぞましさに、真弓は異様な声で泣き喚き、狂った様にのた打ち回る。
しかしどんなに泣き悶えても、無数とも思える筆や羽根から肌を守る術はない。それは
嵐のように無抵抗の娘の肌を責め苛む。「ヒヒッ…ヒイイィーイッ…苦しい…アハハ…
ヒイイィーイッ…お願い…くくっ…お願い助けて…。」真弓は涙を流して笑い泣き、わ
めき、釣り上げられた魚のようにのた打ち回る。
 しかしそんな惨めで哀れな真弓の姿にそそられるように、次第に娘たちも積極的にな
ってくる。元々竜次は自覚はないものの特に加虐性の強そうな、嫉妬深そうな娘を責め
手に選んでいた。彼女たちは真弓という美しい少女を責めることで、本来の加虐性が徐
々に目覚めつつある。羽根や筆は真弓の足の裏、耳の後、へその辺りまでも執拗に擽る。
それは感覚そのものに対する、残酷極まりない拷問だった。「おうやお嬢ちゃん、こん
なに笑いながら涙流してるよ。」「どれ、女の子の処をもう少し可愛がってあげる。」
「私は乳首、だって凄く敏感でもう立ってるんだよ。」滲み出た脂汗にぬらぬら光る全
身を激しくのた打たせ、悲痛な、しかしいささか滑稽な声で泣き叫ぶ真弓の姿を眺めな
がら、既に娘たちは楽しげに話し合う。「ああっ…ヒヒッ…イヒヒ…あははっ…助けて
…ああ…お願い、お願い気が…ハハッ…アヒィッ…あはは…気が狂いそう…うふふっ…
助けて…誰か…。」しかし余りに苛酷な責めにやがて真弓は失神寸前になり、いくら擽
られても、ただ体をひくひく痙攣させるだけになってしまう。
 しかし今度は娘たちに羽根や筆の代わりに、40本入りの針のケースを渡される。薬
で過敏にされ、さらに擽られて一層敏感になった美しい処女の肌は、これから鋭い針に
苛まれようとしているのだ。しかしやっと発狂しそうな擽り責めから解放された真弓は
それも知らず、ぐったりとうなだれてただ喘いでいる。一方最早娘たちは迷わない。そ
んな真弓の右の乳首を最初の針がゆっくりと横に刺し貫く。「キャアアアーアッ…ヒイ
イィーイッ…痛い…ああっ…痛いーっ。」敏感な乳首を貫通される激痛に、真弓は悲痛
な声で絶叫し、同時に大の字に広がった股間から失禁した尿が迸る。「あら、お嬢さん、
随分大胆なおしっこね。」その娘が惨めな奔流を眺めながら言うと、他の娘たちの間か
ら哄笑が湧き起こる。もちろん真弓は死んでしまいたい屈辱に、固く唇を噛み締め耐え
ている。「ああっ…ああう…もういやぁーっ…あうう…お願い助けてぇーっ…お父様助
けてぇーっ。」やがて放尿が収まり、股間から雫を滴らせる真弓はがっくりとうなだれ、
堰を切るように泣きじゃくり始める。
 しかし針はそんな真弓の姿にそそられるように、彼女の彫像のように美しい乳房と乳
首に、苦痛に喘ぐ腹に、柔らかな腿に、形良い臀丘に、そして一番敏感な花芯や肛門に
まで、先を争って突き立てられる。「ギャアアアーアッ…ウギャアアーアッ…痛い…助
けてください…痛いーっ、ヒィエエーエッ…痛いっ…ヒイィッ…許して…そこだけは…
キィエエーエッ…アヒィッ…ヒイイイィーイッ…。」過敏になっている肌の、しかもそ
の特に敏感な急所を狙って針が突き立てられ、真弓は人間離れした絶叫を連続してほと
ばしらさせる。「フフ、僕も一つ。」しかも竜次までも残忍そのもの笑みを美しい顔一
杯に浮かべ、針を摘みあげた花核に突き立てる。「や…やめてお願い…ウギャアアアー
アッ…ヒィッ…ヒイイィーイ…。」真弓は全身を無残に引き攣らせ、獣のような声で絶
叫する。やがて真弓の乳房は各々20本ほどの針に針山の様になり、乳首も数本の針に
縦横に貫かれている。花芯や肛門にもまるで林のように針を突き刺され、こうして全身
を無数の針により巨大なサボテンのようにされた哀れな美少女はぐったりとうなだれ、
凄まじい苦痛にすすり泣いている。

 「どうですか、真弓さん。僕のものになりますか。」「いやです…そんなそんなこと
死んだって…。」気持ちよさそうに訪ねる竜次の言葉を、しかし真弓はきっぱりと撥ね
付ける。しかし竜次の顔に焦りはない。我が物にするのも悪くないが、こうして拷問す
るのも中々良い。口には出さないが美しい悪魔の顔はそういっているようだ。そんな真
弓の前に進み出たのは小人島だった。その十二、三の子供に大人の首を乗せ、福助人形
のように鉢の開いた頭、薄くしょぼしょぼした頭髪、血走った目をした一寸法師、そう
それは真弓を辻堂の家から誘拐した一寸法師、大曾根竜次の股肱の臣、小人島だった。
「や…やめて…ひどいことしないで…。」真弓は恐ろしい予感に美しい顔を歪めて許し
を乞う。しかし小人島はにやりと笑うと、何と真弓の足首を広げて縛っている鉄棒に無
造作に腰を降ろしたのだ。「ギャアアアーアッ…痛いっ…痛いーっ…ウギャアアーアッ
…お願い降りてぇーっ、ヒャアアアーアッ…ヒィエッ…ギャアアーアッ…。」いきなり
数十キロの重量が手足にかかり、手足が毟り取られそうな激痛に、真弓は咽喉を震わせ
て絶叫し哀願する。
 「お嬢ちゃん、そんなことより一緒に仲良く遊ぼうぜ。」しかし小人島は面白そうに
言うと、本当のブランコのように両足で床を蹴り、大の字に吊るされた真弓の体を前後
にゆらし始める。「ヒャアアアーアッ、ギャアアアーアッ…ああう…やめてぇーっ…お
願い許して…ヒィエエーエッ…腕が抜ける…許してぇーっ。」そして宙を往復する度、
手足が関節がギリギリ音を立て、真弓は恐ろしい声で絶叫する。しなやかな手足がばら
ばらになり、さらに胴から引き抜かれそうな激痛が体を貫く。すぐに鉄棒に縛り付けら
れた手首や足首の肌が破れて鮮血が溢れ、哀れな少女の姿を一層凄惨にする。
 一方、小人島は卑俗な流行歌を口ずさみながら、相変わらず楽しそうに無邪気に、星
野真弓という美少女のブランコを漕ぎ続ける。しかも小人島は足で強く床を蹴って徐々
に揺れを大きくし、それに比例して真弓の絶叫もさらに悲痛さ、凄絶さを増す。やがて
ブランコのゆれが最高に達する。普通の女ならとっくに失神しているだろうが、幸か不
幸か真弓はそれすらも許されずさらに悲痛な声でたっぷりと泣き叫び、小人島と竜次、
それにまだ残ってその様を眺めている娘たちをたっぷりと喜ばせる。しかしそれでもこ
んな責めにそう長い時間耐えられるはずがない。「ぐああ…ウギャアアアーアッ…グギ
ィッ…。」やがて真弓の両腕の関節が音をたてて外れ、真弓はのけぞって恐ろしい声を
張り上げ、次の瞬間がっくりと首を垂れて気を失ってしまう。
 
 意識を回復した真弓は、肩の関節を元通りにされ全裸のまま後ろ手に手錠をはめられ
拷問窟の冷たい床の上に引きすえられている。今度はどんな恐ろしい目に遭うのか、や
はり恐ろしいのだろう真弓の全身は小刻みに震えている。「どうです、真弓さん。まだ
僕の思い通りになる気になりませんか。」そんな美少女に悪の権化、大曾根竜次は傲岸
そのものと言った態度で尋ねる。竜次は顔が美しい分その言葉には何とも言えぬ凄みが
籠り、彼の後ろに銅仮面、そう潜水服のマスクのようなものを被る男が三人ばかり控え
ているのも物々しい。その姿だけでも十九才の美少女の体は恐怖に小刻みに震えてくる。
「いいえ、どんなに私を責めても無駄ですわ。私…私どんなに責められても屈伏などし
ませんから。」しかし真弓は竜次の顔を見上げ、きっぱりと言い放つ。恋人を殺し、父
と辻堂老人を誘拐したこの男に屈伏し、その身を任せるなど想像しただけで虫酸が走る。
しかし純情で世間知らずな真弓は、そんな気丈な自分の姿こそ、かえって竜次の獣欲を
煽るということを知らない。
 「なら真弓さんをこいつで縛ってやる。ふふ、全身の肌が破れて血が溢れるぞ。」楽
しそうに言いながら竜次が持ちだしたのは、無数の鋭い棘を植え付けたバラ線だった。
「ヒイイイィーイッ…そんな…ああ…そんなもの…ううっ…お願いやめて…お願い許し
て…。」真弓は早くも恐怖に顔を強張らせ後退って哀願するが、銅仮面たちはバラ線で
まず後ろ手に手錠をはめられたしなやかな腕ごと乳房の上下を締めあげる。「キャアア
アーアッ…痛いーっ…許して…ああう…ヒイイィーイッ…お願い許して…。」真弓は棘
が肌に食い込み、引き裂かれる痛みに泣き叫ぶが、バラ線はウェストに巻かれた上、褌
のように股間に通されて目一杯締めあげられる。「ヒイイィーイッ…ヒィエエエーエッ
…痛いわ…お願い助けて…痛いーっ…ああう…ギャアアアーアッ…お願い解いて…お願
いいやぁーっ。」真弓は全身にバラ線の棘を喰いこみ、花芯や肛門にも直接食い込み、
肌から新たな無数の血の糸を滴らせながら無惨に泣き叫び、哀願を繰り返す。
 「ふふ、たったこれしきでこんなに泣き叫んで、今日の拷問に耐えられますか。真弓
さん。処で今度は日本古来の算盤責めですよ。真弓さんは可愛くて美人だから、きっと
良く似合うと思いますが。」竜次は全身にバラ線の棘の食い込む痛みに泣きじゃくる真
弓を引立てて、鋭くとがった算盤板の上に、腿と脛の間に断面が星型の鉄棒を3本挟ま
せた上で正座させる。「ううっ…痛いーっ…痛いわ…ひどい事なさらないで…もう…も
ういじめないで…。」座らされただけでも算盤板が脛に、鉄棒の角がふくらはぎに食い
込み、真弓は可憐な顔を苦痛に歪めて哀願する。「なら僕の物になりますか。真弓さん。」
しかし竜次に問い返されるとうなだれてしまう姿が痛々しい。竜次はそんな少女の膝の
上にも同様の算盤板を置かせると、銅仮面二人掛りで一枚20キロもある石板を運ばせ、
恐怖に顔をゆがめる真弓の膝の上に乗せる。「キャアアアーアッ…グヒャアアーアッ…
痛いーっ…助けて…ヒイイイィーイッ…痛いーっ、ウギャアアアーアッ…どうか…どう
か許して…ギャアアーアッ…お願い助けてぇーっ。」算盤板が上下から足に食込み、真
弓はその瞬間、両足のすり潰されそうな激痛に体をのけぞらせ、悲痛な絶叫を迸らせる。
もちろん膝の裏に挟んだ星形の鉄棒はその苦痛をさらに凄まじくする。
 「たった一枚で大袈裟なお嬢さんですね。」しかし竜次はまだこんなものではないと
言った表情で平然と言いながら、さらに2枚、3枚と石板を泣き叫び哀願する真弓の膝
の上に積み重ねさせ、その度に凄まじさをます激痛にのた打ち回って苦悶し、泣き狂う
真弓の姿を楽しんでいる。「ヒャアアアーアッ…ヒャアアーアッ…痛い…痛いわ…痛い
ーっ…ウギャアアアーアッ…お願い助けてぇーっ、ギィエエエーエッ…足…足が砕ける
…ヒャアアーアッ…誰か助けてぇーっ。」やがて真弓の膝の上に百キロを超える石板が
重ねられ、星形の鉄棒も加わり、下半身全体の肌が引き裂かれ、肉が潰れ、骨がぐしゃ
ぐしゃに砕け散りそうな凄絶な激痛に、哀れな美少女は咽喉を震わせて泣き狂う。もち
ろん少しでも足を動かそうとすると、脛の肉が削ぎ落されそうな凄絶な激痛が走る。
「ふふ、若い娘の足がそう簡単に砕けるもんか。」しかし嘯く竜次はさらに7枚目の石
板を運ばせると、恐怖に目を見開く真弓の膝の上に乗せる。「ヒイィッ…いや…いやぁ
ーっ…もう許して、ああっ…許してください…ウギャアアアーアッ…ヒィッ…グヒャア
アーアッ…痛いーっ。」真弓は両足がすり潰されそうな凄絶な激痛に、恐ろしい声を張
り上げて絶叫し、上半身をのたうたせて苦悶する。凄まじい重量に算盤板が真弓の脛の
肌を突き破って肉に食い込み、鮮血が算盤板から床にまでしたたる。さらに膝の後ろに
挟まれた鉄棒がその苦痛を二倍、三倍にもする。「どうです。そろそろ僕に屈伏する気
になりましたか。」竜次はがっくりと項垂れ泣き狂う真弓の髪を掴んで顔を引き起こし
ながら尋ねるが、真弓は死に物狂いで首を横に振り拒否の意志を示す。「そうですか。
ならしばらくこのままこの苦痛をたっぷり味わってもらいましょう。」しかし竜次は銅
仮面を引き連れて、これからどんな責が加えられるのか戦く真弓の予想に反して拷問窟
を出て行ってしまう。
 竜次が銅仮面たちとともに拷問窟に戻ってきたのは実に1時間後だった。その間、真
弓は可哀想に、ただ一人この地獄の苦痛にのた打ち、絶叫し、助けを求めて泣き喚いて
いたに違いない。気品有る美貌は限界を超えた苦痛に蒼白になり、汗と涙、涎にぐしょ
ぐしょになっている。そして入ってきた竜次の姿を認めても弱々しく喘ぐだけで哀願す
る気力もない。それに失禁したのだろう。算盤板とその周囲の床は透明なものに濡れて
いる。「どうです、真弓さん。そろそろ僕のものになりますか。」竜次はそれだけ言う
とバラ線を握り、残忍に苛まれる真弓の全身を荒々しく揺する。「グギイイイィーイッ
…ウギャアアーアッ…ギャアアアーアッ…痛いーっ…痛いわ…ああっ…ヒャアアアーア
ッ…ああっ…助けてぇーっ。」バラ線が肌に食い込み、同時に算盤板が残忍に両足を苛
み、真弓はのた打ち回って泣き狂う。「どうです。これなら僕のものになれるでしょう。」
しかし竜次はさらにバラ線で彼女の体を揺すり立てながら残忍に尋ねる。「ギャアアア
ーアッ…ああっ…ギィエエーエッ…いやです…ヒイイィーイッ…そんなこと死んだって
いやぁーっ。」しかしそれでもなお真弓は屈伏しない。泣き狂い、絶叫しながらも竜次
の要求を頑として撥ね付け続ける。
 「真弓さん、中々勇気が有りますね。では少し揺すってあげますよ。」すると竜次は
残忍そうに言うと真弓の前に回る。そして真弓の膝の上の石板の上に片足を乗せゆっく
りと体重をかける。「ウギャアアアーアッ…痛いーっ…アヒィッ…脚…足が砕ける、ヒ
イイイィーイッ…許してください…痛いーっ。」真弓はのけぞって悲痛な声で絶叫する。
しかし竜次は残忍に笑うと、そのまま石板をゆっくりとゆすり始める。「ギャアアーア
ッ…ヒャアアアーアッ…やめて…痛いーっ…ウギャアアーアッ…許してぇーっ、キィエ
エエーエッ…ヒイイィーイッ…助けて…ああ…ギィエエーエッ…痛いーっ…痛いーっ。」
下半身が粉々に摺りつぶされそうな凄絶な激痛に、真弓は仰け反ったまま獣のような絶
叫を連続して張りあげていたが、やがて失神して石板の上にぐったりとつっ伏してしま
う。

 失神した真弓は算盤板から降ろされ強壮剤注射により意識を回復させられるが、バラ
線はそのまま彼女を苛み続けている。「ああっ…ああ…苦しいわ…許して、竜次さんお
願いです…ううっ…もう許して…お願い許して…。」立つ事もできない真弓は床にうず
くまり、蒼白になって哀願を繰り返すが容赦はない。「でもまだ僕の言うこと聞く気は
ないだろうね。でもそうでないと僕はつまらないのさ。」しかし竜次は面白そうに言い
ながら今度は真弓を縛るバラ線に直接フックを掛け、そのまま一気に彼女の体を1メー
トルあまりの高さまで吊りあげてしまう。「キャアアアーアッ…ああう…ヒイイィーイ
ッ…体…体が裂ける…ヒイイィーイッ…痛いーっ…許してぇーっ、ギャアアーアッ…キ
ャアアアーアッ…ヒャアアーアッ…誰か…誰か助けて…助けてぇーっ。」バラ線が真弓
自身の体重によりさらに深く、敏感な部分の肌には特に深く食い込み、全身の肉の裂か
れそうな激痛に、真弓は空中でゆっくりとゆれながら絶叫する。しかし今度は銅仮面た
ちの中から特に屈強そうな三人が各々長い革鞭を手にし、バラ線で吊られて血まみれに
なって泣き叫ぶ真弓を取り囲む。そしていきなり彼女の乳房と下腹部から太腿を中心に
嵐のように打ちのめし始めたのだ。「キイイイィーイッ…ヒャアアッ…ウヒャアアアー
アッ…ぶたないで…痛い…痛いーっ、ああっ…ヒイイィーイッ…許して…痛いーっ…ヒ
ィエエーエッ…ヒャアアアーアッ…もう許してぇーっ。」3本もの鞭が柔らかな肌を切
り裂くように減り込み、掻き毟り、抉り、その真弓は宙で激痛に泣き叫び、回転しなが
ら身を捩って苦悶する。しかもその度、彼女を縛るバラ線の棘も容赦なく十九歳の少女
の柔らかな肌に食い込み、新たな鮮血が溢れだして彼女の姿をさらに凄惨にする。しか
し鞭はそんな真弓の姿にそそられるように、一層激しく彼女の肌を打ちのめす。「ヒイ
イイィーイッ…キィエエエーエッ…ヒイイィーイッ…痛いーっ…助けてお父様‥助けて
…ウギャアアーアッ…誰か助けてぇーっ、ああう…キイイイィーイッ…ヒャアアッ…痛
いよーっ…ヒャアアーアッ…痛いよーっ」真弓は凄まじい苦痛に散々のた打ち回って泣
き叫び、その挙げ句またもや失禁してしまう。「ふふ、真弓さん、また漏らしましたね。
そろそろ屈伏する気になりませんか。」苦痛に加え、発狂しそうな屈辱に泣きじゃくる
真弓を竜次はは容赦なく嘲る。「うああっ…いやぁーっ…見ないでください…見ないで
…ううっ…そんな…そんなこと死んだっていやです…。」真弓は無残に泣きじゃくり許
しを乞うが彼女が屈伏しない以上、竜次に容赦はない。
 「今度は真弓さん、今度はこの木馬に乗るんだ。」楽しげに言う竜次が運ばせたのは、
とがった稜線に沿ってスチールの鋸になっている恐ろしい三角木馬だった。「ヒイイー
イィッ…こんなものいやです…いやぁーっ、ああっ…許してぇーっ…お願い許してくだ
さい…。」一目見ただけで真弓は蒼白になり泣きながら許しを乞う。こんなものに乗せ
られたら、可憐な少女の股間など引き裂かれるかも知れない。しかし竜次はそんな真弓
の鼻の穴にアンモニアを染ませた脱脂綿を捩じ込むと、ゆっくり彼女の体を木馬の上に
降ろしていく。
 やがて真弓の股間は木馬の触れ、次の瞬間には全体重がその上にかかる。「ウギャア
アアーアッ…ギャアアーアッ…痛いーっ…ヒイイィーイッ…痛い…助けてぇーっ、ヒィ
エエエーエッ…降ろしてください…ヒャアアーアッ…体が裂ける…ギィエエーエッ…ウ
ヒャアアアーアッ…。」鋸の刃がバラ線と一緒に股間を引き裂き、へそまで食い込んで
くるような恐ろしい激痛に、真弓は咽喉を震わせて絶叫し、のた打ち回って苦悶する。
「どうです、真弓さん。痛いだろう。僕の物になれば楽になるんですよ。」哀れな犠牲
を竜次は楽しそうに嘲るが、鋸がバラ線と一緒に股間に食い込む激痛に泣き狂う真弓に
は、その言葉すら聞こえないのかただ無惨に泣き狂い、泣き悶えるばかりだ。しかも真
弓が苦悶すればするほど、鋸とバラ線の棘は一層残酷に彼女の敏感な肌を苛む。しかし
そう分かっていても、その凄絶な激痛はとてもじっとしていられるものではない。「ヒ
イイィーイッ…ウギャアアアーアッ…もう許して…何でもします、ヒィエエーエッ…あ
あ…だから許してぇーっ…痛い…痛いーっ。」やがて股間から腿に鮮血がしたたり、真
弓は一層無残にのた打ち泣き狂う。「そうか、なら僕に屈伏するんですね。」「いやぁ
ーっ…それだけはいやぁーっ。」つかさず竜次は真弓の髪を掴んで顔を持ち上げて尋ね、
辛うじて真弓は踏みとどまりそれを拒否する。しかし残酷な竜次はこの美しい少女を責
めれば責めるほど興奮してくる。
 やがて真弓は、苦悶する力も失ったようにぐったりとなり、うなだれたままで懸命に
地獄の責め苦に耐え始める。「ああっ…ヒイイイィーイッ…キイイィーイッ…痛いっ…
体…ああ…体が裂ける、もう…ヒイイィーイッ…ああう…もう許してぇーっ…お願い許
してください…。」それでも相変わらず悲痛な声で泣き叫ぶ真弓の乳房に、今度は竜次
の振るう鋼線入りの鞭が浴びせる。「キャアアーアッ…ああっ…ウギャアアアーアッ…
痛いっ…。」乳房全体が毟り取られそうな激痛に絶叫する真弓は大きくのけぞり、その
瞬間、彼女の全身を股関節が砕け肛門の引き裂かれそうな凄まじい激痛が走る。しかし
鞭は今度は真弓の背中を打ちのめし、前にのめる娘の花芯に鋸の刃が食い込む。「キィ
エエエーエッ…ウギャッ…ヒイイィッ…痛いーっ。」前にも増して悲痛な絶叫がほとば
しらさせるそんな真弓に残忍に笑いながら、竜次は肌に所構わず浴びせ、鞭と木馬の背
とバラ線と鋸の双方では哀れな処女を徹底的に責め苛む。「グヒャアアアーアッ…ウギ
ャアアーアッ…助けて…痛いーっ…ギャアアーアッ…お願い助けて、キィエエエーエッ
…お願い許して…ヒャアッ…ウヒャアアアーアッ…痛い…痛いーっ。」真弓は鞭でなぶ
られるように凄まじい苦痛にのた打ち、泣き狂っていたが、20打ち余りで再びぐった
りとなり、うなだれて喘ぐだけになってしまう。
 「どうです、真弓さん。そろそろ素直になりませんか。僕に屈伏して地下王国の女王
として君臨しませんか。」竜次はぐったりとなり、しかし鼻の穴のアンモニアのため失
神する事もできない真弓の髪をつかんで顔を持ち上げてに尋ねるが、彼女はがっくりと
うなだれて弱々しく喘ぎながらもはっきり首を左右に振り、拒否の意志を示す。「なら
少し元気を付けてあげましょう。」そんなことで竜次は失望しない。むしろ真弓が抵抗
すればするほど嬉しいのだ。竜次は心から楽しそうに言いうと運ばせた先程の電気ショ
ック機のコードの鰐口を、木馬上で涙と汗、それに鮮血にまみれて泣き悶える真弓の初
々しい左右の乳首と彼女の股間に減り込んだ鋸にもはめる。「真弓さん、ちょっとした
マッサージですよ。」竜次はそんな真弓に嘲るように言うと、いきなり処女の乳首と股
間に恐ろしい電流を送る。
 「キィエエエーエッ…ヒャアアーアッ…グヒャアアアーアッ…。」敏感な乳首と花心、
そしてそこから全身に走る恐ろしい衝撃に、真弓は痙攣しながら大きくのけぞり、同時
に木馬に苛まれる股間に走る引き裂かれそうな激痛に、化鳥のような声で絶叫する。竜
次は股間と乳首を襲う凄絶な激痛に泣き悶える真弓が失神する寸前に電流を切り、痙攣
が収まると再び電流を送ることを繰り返す。「ンギイイイィーイッ…ヒィーッ…ヒィエ
エエーエッ…誰か…誰か助けて、お願い…グヒイイィーイッ…ヒイイイィーイッ…キイ
イイィーイッ。」残酷過ぎる責め苦に美しい目を一杯に見開き、細かく震えながら泣き
狂う真弓の股間から、またも失禁した尿がほとばしる。そして余りに凄惨過ぎる責め苦
に真弓の意識は徐々に遠退いていく。
 しかし竜次は彼女に失神すら許さない。「残念だが真弓さん、この責の生け贄はそう
簡単に失神できないのですよ。」竜次はぐったりとなった真弓を一度木馬の上に吊りあ
げ、そしてまず10センチの高さから恐ろしい鋸の木馬の背中に叩きつける。「キャア
アアーアッ…ウギャアアーアッ…ギャアアアーアッ…痛い…ヒイィッ…痛いーっ。」真
弓は股関節が砕け、木馬の背がへそまで食い込みそうな凄まじい激痛に、極限まで仰け
反りながら絶叫し、そして失いかけていた意識も回復する。「ふふ、目が醒めたでしょ
う。」竜次は無残に泣き悶える真弓に面白そうに言いながら、彼女の乳首と股間に食い
込む鋸に再び電流を流す。「キィエエエーエッ…キイイイィーイッ…ああっ…助けてっ、
お願い…お願い許して…ウヒャアアアーアッ…ギャッ…ギャアアアーアッ。」真弓は今
度は乳首と全身を苛む恐ろしい激痛に、悲痛な声で泣き叫ばねばならない。しかし竜次
は真弓が失神しそうになると、再び彼女の体を木馬の上に、それも前よりも高めに吊り
あげ、そして股間をその鋭くとがった鋸に叩きつける。「ああう…助けて…裂ける…あ
あう…裂けてしまう、ギャアアアーアッ…グギャアアッ…ヒイイイィーイッ…ヒィエエ
ーエッ…助けて…痛いよーっ。」真弓は一層無残に泣き狂い、人間とは思えない声で絶
叫し、小刻みに震えながらのた打ち回って苦悶し、そしてこれを実に5回目モ繰り返さ
れた挙げ句についに悶絶してしまう。そして真弓が木馬の上から降ろされた後、鋸の刃
は真弓の血と汗、それに失禁した尿に濡れてぬらぬらと輝いていた。
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